これまでの優秀作品

電車と青春+初恋21文字のメッセージ2008

《最優秀作品…石坂洋次郎青春賞》

あなたと乗った三年間 各駅だけど特急だった

奥川 晃好(38歳 和歌山県)

俵万智さんの
作品評

簡潔な言葉の中に、無限のドラマを感じさせる作品です。読む人一人ひとりの胸の中に、それぞれの「好き」と「さよなら」の場面が広がることでしょう。

《優秀作品…初恋賞》

毎朝、一駅だけのデートをあなたは知らない。

押田 明子(38歳 埼玉県)

《優秀作品…さわやか賞》

毎日乗るこの緑の電車が、もう一つの学校

西山 春花(16歳 滋賀県)

《優秀作品 はつらつ賞》

この揺れが心をあの日へ連れてゆく

吉田 洋和(47歳 神奈川県)

俵万智さんの
作品全体評

のんびり走っているように見える電車のなかで、実にさまざまなドラマが展開していることを、今回も実感しました。青春の舞台としての電車は、今日もあまずっぱい思いを乗せて走っていることでしょう。全国から寄せられた「思い出のひとこま」は、年齢層も多岐にわたっていて、それぞれが魅力的なものばかりでした。読む楽しみが大きかったぶん、選ぶ苦労のほうも大きくなりました。