第18回青春21文字のメッセージには、全国47都道府県から4,252作品の応募をいただきました。今年も学校の授業で取り上げていただくことが多く、約半数が20歳未満の方からの作品でした。都道府県別の応募数は、第1位は地元の滋賀県、第2位が京都府、第3位が東京都でした。
1次審査で500作品に絞り込み、地元有識者等による2次審査で入選100作品を選出。その中から俵万智さんが優秀賞5作品と入賞16作品を選びました。また、入賞作品の中から主催者が特別賞6作品を選びました。
《近江勧学館賞》
金曜日も「また明日」が言える距離になりたい
仲川 暁実(27歳 愛知県)
《京阪電鉄賞》
伝えなきゃ。背を押す「ドアが閉まります」
伊藤 夏子(16歳 千葉県)
《近江鉄道賞》
同窓会に向かう電車に初恋が乗ってきた春。
ガブリータ(48歳 東京都)
《信楽高原鐵道賞》
行き先の消えかかった定期券に別れを告げる卒業式
熊田 悠人(14歳 京都府)
《西日本旅客鉄道賞》
150円の入場券で、君と過ごす数分を買う
まるん(24歳 長野県)
《比叡山鉄道賞》
みんなが画面を見ている中、車窓を眺める君が好き
竹内 喜一(47歳 大阪府)
(俵万智さん全体評) 全国から、そしてさまざまな年代のかたから、ご応募がありました。この賞の広がりとともに、電車や駅にまつわる思い出やドラマが、多くの人々の心にあることをあらためて感じる選考でした。